Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

前山忠−1

この表題のページは堀川紀夫の手元にある現代美術家前山忠に関するデーター・各種資料です。言わば前山忠データーベースを構成する一端です。その最初は高校時代の写真です。
1963年、昭和37年です。前山忠が高校3年で私が2年。高田高校の美術クラブで夏休みに火打登山をした際のスナップ。頂上でのご来光から少し時間が経った頃です。撮影は堀川紀夫。50年前になります。ネガからスキャンしました。上の部分が変質しています。


下山の途中。前山さんは多分高野の池ヒュッテで上着を替えています。村山陽先生と3人で撮影。高校時代に前山忠と一緒に写っている写真はこの時のものだけです。宮崎孝司さんが撮影してくれたはずです。

笹が峯キャンプ場に下りて来てからの撮影です。沢山のメンバーがいました。

次は昭和40年ですから前山さんが大学3年の時です。同学年的な仲間グループの文集「トイロ」です。それまで、前山さんが色々なグループ展などの活動をしていた姿を時々見ていました。この文集は前山さんからもらった第一号の書き物です。この頃このような文芸活動に興味ある訳でもなく、前山さんはまだ特別に興味ある存在ではありませんでした。今これを読んでみて、かなり理論的に書いていることに感心します。この頃、アンフォルメ的な作品を盛んに描いていました。この同じ8月中旬頃にその作品で糸魚川市展で大岡信審査員により市長賞を受賞します。その頃から前山忠に少し注目するようになっていきます。