Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

大地の芸術祭2012オ−プニングツアー5

7月28日のオ−プニングツアーの最終コースは十日町市内の最大拠点である越後妻有里山現代美術館「キナーレ」の開館式のセレモニー・オープニングレセプションでした。
まず最初に眼に飛び込んで来たのは中央広場全体を使ったボルタンスキーのNo Man's Land。国内で見られる最大級の室内作品です。衣服をつかんでは放すクレーンはフロアで携帯を持った人の眼でランダムに判断しオペレイターに指示が出され、機械的な繰り返しにならないように演じていました。
初めて目の当たりにした一枚。

29日に撮影。

図版で既視感のある作品でしたが、東北の大震災からの素材も含まれているという説明もあり、実際に見て下部から常に立ち上げる蒸気発生機などの表現効果も加え身体に迫る臨場感はやはりそこにしかないすごさのあるものでした。