東京往復−4
今回の東京行きのメイン目的の展覧会の紹介です。2008年から展開していてきた「山ぞりプロジェクト」が、昨年は山ぞりの上に一坪の茶室を乗せた「雪ソリ屋」となり、それを今後も継続していこうと考えています。今は、2014年の雪アートで山ぞりの上に乗せる小屋の新作をどうつくるかという構想を練っています。という事で、渡りに舟の学習の機会であるギャラリー間で開催中の「中村好文展ー小屋においでよー」を見たかった訳です。
展示の中に色々な小屋の例があり、堀江謙一さんの太平洋を渡ったヨットが「海の上の小屋」と位置づけらていました。
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小屋をつくることには、私にもまだ可能性が残されています。アトリエ棟にそのスペースはあります。中村さんの展覧会で見たもの、その考え方を多いに参考にして行きたいと考えています。鴨長明の方丈についての展示もありました。小屋への憧れは、人類の共通感覚的なものの一つであると得心した次第です。[