Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

堀川紀夫個展-29

ギャラリー湯山入口を入ると囲炉裏の間があります。囲炉裏をそのまま残し、台所との間に創建当初は無かったと思われる壁が付けられ、そこを展示用の壁に改修しています。
この囲炉裏のところで料理が作られ、暖がとられ、家族の団らんや近所、親戚、友人との付き合い、お茶の会もあったはずで明るいイメージにつながる大切な場所です。また、火が燃えているところに落ちてやけどする等の悲劇も起こったところでもあります。
ここに最初は鍋蓋の作品を設置しました。それなりにフィットしていたのですが、入って来た観客の最初の視覚に明るいイメージを写したいという思いがあり、囲炉裏の四角い枠の形を火棚のように吊り下げ(吊り上げ)紅白の祝祭イメージに彩色しました。

本日はこれにて。