Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

堀川紀夫個展-30

ギャラリー建物では戸を開けるとツバメが入ってくるという思わぬ事態が発生し、戸を閉めざるを得なくなりました。7月7日の時点でも入って来ていました。
この作品は水が注がれたワイングラスのレンズを通して屋外を眺めるというコンセプトで最初は板の間の中央部分に吊り下げ設置したのですが、戸が明けられないこと、また、人が接触してグラスが落ちて割れる事が2度起きるなど、しっくり来ていませんでした。
その後、比較的に大きな「Dの眼鏡」の作品が出来、展示替えする事に。この作品を奥の台所入口に移動し、奥の展示棚へ当てられているスポットの光と関係づけました。火棚を吊り下げる原理を生かした作品です。タイトルは「W家(和泉屋)への献杯」と付け直しました。