Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

ギャラリー湯山当番にて

昨日はギャラリー湯山の当番で舟見倹二、里留さんと3人で務めて来ました。地元からのサポートは午前Hさん、午後Oさん。雨が降る中で気温も下がってきており、戸を閉めたままにストーブを点けながら半日過しました。
午前中に出品者の大久保千秋さんご一族計7名がこられました。本展に、ご主人の淳二さんの作品が、遺作展示の形で出品されています。そのことの確認、巡礼の旅と拝察。なおご一族の7人は3家族で構成、その中にお孫さんが含まれています。物わかりの良いお孫さんで、写真撮影のポーズもばっちり。ご一族の更なる発展を祈念させていただきました。

昼食後、屋根裏を観察。薪やワラ、農具、昔のカマスなど手付かずの状態で残されています。建築材として生かせるものもありますが、大半が不要物。それを整理すれば、次回の大地の芸術祭に向け、ギャラリー湯山に新たな展示空間が増えるのですが、作業は相当な予算、手間、計画的取り組みが必要。整理をする事を考えない方が良いのかと考えさせられました。写真は屋根裏の一部分を写した一枚です。屋根板の部分は2006年に葺き替えています。

吊り下げられていた煤だらけの雑物の中に鳥の形のものを発見。手作り玩具の鳩車でした。このような玩具でこの家の子どもたちが遊んでいた事がイメージされ楽しくなりました。これもオブジェの一種ということで、水布巾でクリーニングし、棚の所に付け足し展示した次第です。

観客は、その後今井美術館の今井さんご夫妻と出品者の菅野泰史・小林花子さんで合計11名でした。