Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

ふれて楽しむ美術展2013-3

昨日の荒天の中、ふれて楽しむ美術展・2013を見に新潟往復のドライブをして来ました。昨年は出品したのですが、見に行く事が出来なかったので心残りがありました。今年は、新潟日報のアートピックスに書かせていただいた事もあり、真剣に気を入れて作品を触って鑑賞する体験をしてきました。視覚障害を持った方の鑑賞の実際の様子を見、それを真似て、例えば絵具の凹凸あるキャンバスを触る事で生じる指先感覚と音等を目を閉じつつ楽しんできました。この「触ることで立ち上がる世界」に想像力を刺激するものがあると改めて感じて来ました。

体育館の八分の一くらいの広さの会場風景。手前は藤井芳則さんの作品。私の作品も含め、色々な材質でつくられた作品群でした。

細野茂樹さんの作品「彗星悠旅」。磨かれたケヤキ材の感触がきめ細やかで心地よかったです。

私の出品作品「手動発電機」です。

新潟県障害者芸術文化祭の展示風景です。県全体から沢山の作品が出品され、体育館の八分の七くらいのスペースが作品で一杯でした。

昼食は駅南の東横のラーメン。このラーメン、以前に何度も取り上げていますが、息子の浪人時代に初めて連れて行ってもらった思い出があり、年に2〜3回食べています。このメニュー名は特性野菜ミソラーメンといいます。独特の塩味の強さと野菜の切り方、太麺などの特徴があります。

帰路に柏崎の伊藤忠雄展(ガラス絵)を見て来ました。最大で10号程度ですが、花、風景、抽象など様々なモチーフをガラス絵として追究。30点くらいの出品。ガラス絵としての統一感=透明感と実験精神でとても楽しめる展示でした。