Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

輪について

マルセルデュシャンの考察から「自転車のタイヤとチューブ」の眼鏡を発見してから、輪について調べています。朝日新聞の新潟版に「茅の輪」のコラムが出ていました。Webで調べたら、新潟の記事は見付けられませんでした。静岡浅間神社での話が出ていましたので掲載させていただきます。
「茅の輪」が竹、茅、縄、紙などの自然材でつくられており、短い時間の使用の為の造形であることが見て取れます。

(静岡)無病息災祈り「大茅の輪くぐり」 静岡浅間神社
2014年7月1日03時00分(朝日新聞デジタルより)


無病息災を願いながらカヤで作った輪をくぐる参拝者=静岡市葵区宮ケ崎町


 静岡市葵区宮ケ崎町の静岡浅間神社で30日、暑い夏を前に健康や厄よけを願う「大茅(おおち)の輪くぐり」があった。

 無病息災などを願って、カヤで作った直径約5メートルの輪をくぐるこの季節の恒例行事。参拝者は輪を3度くぐり、輪からぶら下がった紅白の形代(かたしろ)で体をなで、罪やけがれをはらった。

 孫の希空(のあ)ちゃん(2)の手を引いて参拝した同市駿河区の主婦林美智子さん(60)は「世の中の平穏と、家族の健康。孫が元気で素直に育つように」と願いを込めた。

「茅の輪」のくぐり方があり、それが無限大の記号∞に見えて来ました。輪についてのイメージは古代から近代、そして今日までつながっているものなのでしょう。