Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

GUN展記念シンポジウム「地方と前衛」

富井玲子さん発表のメモです。しっかりとしたメモをとることができませんでしたが、キーワードはほぼメモできたと思います。
スライドのプレゼンを撮影した写真3枚です。この前に富井さん自身の歴史観を示す「芸術−反芸術ー非芸術」の図式がありました。
1960年代美術の重要性

国際的同時性

1960年代の三大美術展

このあとに松澤宥、Play,GUNの作品スライドがありました。

堀川紀夫メモより
今回のGUN展で引用されている「芸術−反芸術—非芸術」展のこと
開催場所はGetty美術館ではなくGetty Research Institute Exhibition Galleryであること。 
富井自身のGetty での発表のこと
東京都美術館での読売アンデパンダン以降 
針生一郎さんのアンデパンダンとそれ以後
1964~66年 野の時代(アンデパンダンが荒野に出た時代)
松澤宥→荒野におけるアンデパンダン展の開催(長野県下諏訪)
BT等を通してアースワーク等の動向が入ってくる
国際的同時性:1967年のオルデンバークのNYセントラルパークの直方体の穴を掘った作品
つくらない表現(もの派)が出てくる。1968年(関根伸夫 位相:大地)
野の時代
1969~1970 Play.GUNの活動
美術の二重構造(中央と地方)
現代美術自体の二重構造とその緩やかな交差


GUNが美術館に入って来た。GUN展の重要性。
(その事の前に、GUN自身による自主回顧の出版と展覧会がある)

2000年の大地の芸術祭=新たな野の時代

丹治さんの「水と土」関係の発言の後
どうやってアーティストを見付けて行くか
地方だけの問題ではない。個人的な結びつきの大切さ
世界的な発信へ →現代美術が市民権を得ている→活動をやりやすくする働きかけ
現代美術の未来の観客のために