Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

精神生理学研究所のこと-2

昨日、稲憲一郎さんから6月の精神生理学研究所を紹介する展覧会のDMが送られてきました。少し早いかもしれませんが宣伝に掲載します。会期が間近になったらまた宣伝いたします。沢山の皆様から見ていただきたいです。

さて、精神生理学研究所の第一回の行為の報告として送られてきた中身の封筒である。封筒の中にトレーシングペーパーの封筒で各人の行為の記録が納められていた。

私の第一回の作品=記録である。当時最先端の電子コピー(ゼロックス)でプリントした。

各研究所より送られて集合した作品をセットとしてまとめ袋詰め作業している。前山、稲、齋藤俊徳、竹田潔さんが写っている。

手前に写っている作品が私自身の4月のものであることから判断して5月の8日か9日の封筒詰めの作業の様子である。

5月の活動日は10日。その後、6月の活動を含めてまとめて出版することになった。体裁はA4判、78pで78枚のカード式。8月1日付の発行となった。

この作品集が、NYを拠点に活躍されている美術史家富井玲子さんの橋渡しにより2000年に入ってから、ロスのGetty Research Instituteの収蔵となる。その後、富井さんは「ART ANTI-ART NON-ART
EXPERIMENTATIONS IN THE PUBLIC SPHERE IN POSTWAR JAPAN 1950-1970 」(Getty Research Institute 2007.4発刊 )の〈GEIJYUTSU ON THEIR MINDS Memorable Words on Anti-Art〉で「精神生理学研究所」の活動を紹介している。そして、この作品集は、Getty Research Institute Exhibition Galleryで開催された発刊誌と同名の展覧会(会期March 6-June 3,2007)で展示された訳である。なお、この展覧会は来年1月-3月ミシガン大学の附属美術館に巡回されるとのことである。

本日のStamps-9
まさか、このような草なぎ剛さんのスタンプをつくることになろうとは考えもしなかった。
(草なぎさんのStampsは草なぎさんが復帰し、賞味期限が切れたので削除いたしました。)