Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

アート鑑賞ツアー(新潟方面往復)

今日は高速料金1000円の最終日。と言う訳でもないのですが、4つの展覧会を見るために前山忠さんの車で新潟往復のアート・ツアーのドライブをしてきました。
コースは高田→上越インター→高速→西山→逆谷→中之島見附→高速→亀田→新潟市美術館砂丘館→新潟西→高速→上越インターでした。
いただいた案内状を掲載させていただきます。
まず西山インターを下りて旧三島郡三島町の逆谷へ。時宜を得た目的意識があり、ベテランと若手共に見応えあるよい展覧会でした。私は手を出せる余裕がないのですが、手頃なプライスの陶芸作品がありました。


右奥の建物が会場

霜鳥健二VS関根哲男展。


星野健司さんのコメントです。

関根さん
作品は90cm×90cmのサイズの作品が30点。それを16枚に組み合わせて正方形状に壁面展示。また14枚を床面に展示。それに150号くらいの3点。そそり立つ岩盤のようなスケール感で見る者に迫ってきます。絵画としては「原生」という一貫したタイトルの通り原始的な質感で語り、透視画法のような奥行きは意図されていない作品です。

霜鳥さん

霜鳥さんは長さのある鉄棒をその重心をコンンセプトに4種類の作品に仕立てています。
重心その位置を支点とする水平的展示、支点から重心を少しずらして垂直的に展示、重みを一点に掛けてぶら下げ展示、杭のように縦位置立たせる剛直的展示など。3つの種類はそよ風のような少しの力で軽やか動くような仕掛けでバランスを魅せています。(こんな語り口でいいかな?)


会場全体は見た目ではVSという感じではなく、洗練された作品で調和し合う二人展という印象でした。

吉川芳山個展


広告等の印刷物を細かく切り刻んで貼り固めて文字通り細かな画面を作っています。


高田洋一個展 毎日現代展で大賞をゲットした実績を持つ有名な作家です。造形主義的であり作品のコンセプトは難解ではありません。