Art Site Horikawa-I

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原発関連トピックス

玄海原発に福岡まちこわし大賞 主催者「反省の意味も」
asahi.com12:22

 福岡の街の景観を壊す建物や広告を表彰する「第4回福岡まちこわし大賞」の建築の部に九州電力玄海原発佐賀県玄海町)が選ばれた。主催する市民団体が5日に発表。選考理由では福島第一原発事故を引き合いに、原発は「持続可能なまちづくりの対極にある究極のまちこわし」と評した。「これまで原発問題を論じてこなかった反省」の意味も込めたという。

 主催は福岡市の「福岡・住環境を守る会」で、選考委員会は建築家や弁護士ら10人で構成する。まちづくりへの関心を高めるため、自然や共同体、安全・安心を壊すか――などの観点から毎年表彰している。

 玄海原発の表彰先は九電と、関係首長である佐賀県知事玄海町長、福岡県知事と福岡、糸島両市長。玄海原発は県外の建物だが、事故時は福岡にも影響することを考慮。「放射能には国境も県境もありません」と書かれた表彰状を近く表彰先に届ける予定だ。

粉ミルクからセシウム 40万缶無償交換へ
日刊スポーツ[2011年12月6日14時40分]
 食品大手の明治(東京)が製造、販売する粉ミルク「明治ステップ」から、最大で1キログラム当たり30・8ベクレルの放射性セシウムが検出されたことが6日、同社の調査で分かった。詳しい混入経緯は不明だが、同社は東京電力福島第1原発事故に伴うものとみている。

 厚生労働省によると、原発事故後に粉ミルクからセシウムが検出されたのは初めて。明治は約40万缶を対象に、無償交換する方針。

 国が定める粉ミルクの暫定基準値(1キログラム当たり200ベクレル)は下回っている。乳児は大人より放射性物質の影響を受けやすいとの指摘があり、厚労省は近く新たに「乳児用食品」の基準値を設定する方針を決めている。

 明治によると、セシウムが検出されたのは賞味期限が2012年10月4日、同21日、同22日、同24日の製品。日付は缶の底に記されている。明治は国内の粉ミルク販売シェア約4割の最大手。(共同)
原子力協定が衆院通過=今国会で承認、来年発効へ
時事通信 12月6日(火)13時24分配信
 衆院は6日午後の本会議で、ヨルダン、ロシア、ベトナム、韓国との原子力協定の国会承認案を民主、自民両党などの賛成多数で可決した。承認案は同日、参院で審議入り。4協定は今国会中に承認され、来年1月にも発効する見通しだ。
 承認案は2日に衆院外務委員会で可決され、与野党の事前の合意では、同日の衆院本会議に緊急上程されることになっていた。しかし、自民党が、原発輸出に対する政府方針が不明確として上程先送りを求めたため、本会議採決が6日にずれ込んだ。公明党は、政府の原子力政策の見直しが終わっていないことを理由に「承認は時期尚早」として反対。社民、共産両党も反対した。