「事故収束」は表現至らず、反省…細野原発相
細野原発相は１８日、野田首相が東京電力福島第一原子力発電所事故の収束に向けた工程表「ステップ２」の完了宣言に合わせて「事故そのものは収束に至った」と述べたことに福島県内から批判が出ていることについて、「『収束』という言葉を使うことで事故全体が収まったかのような印象を持たれたとすれば、表現が至らなかったと思って反省している。（佐藤雄平）県知事にもおわび申し上げた」と述べた。
福島市内で記者団の質問に答えた。
（2011年12月18日23時50分 読売新聞）
なぜ首相自身が…事故収束宣言を大島氏批判
自民党の大島理森副総裁は１７日、民主、自民、公明の３党による政策協議について、「事前に協議をし、何かをしようという政治姿勢はとらない」と語り、今後、法案提出前の協議には原則、応じられないとの考えを示した。
野田首相が福島第一原発事故収束を宣言したことについても「事故は収束していない。なぜわざわざ首相自身が（記者会見に）出て、事故に大きな一区切りがついたかのような印象を与えるパフォーマンスをしたのか」と批判した。仙台市内で記者団に語った。
（2011年12月17日19時11分 読売新聞）
