Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

散在から類別へ

昨日のこと。少し前にパソコンや鉄などの無料回収のチラシが入ってきていたので思い切って古いワープロやパソコンを車で運び処分することを決意した。決意したというのも大げさなのだがそのものを購入した時点の価格を思うとそのように書いてみたくなるのである。
このような商売が成り立つ背景はリサイクルに関する法律の施行、ゴミ回収の有料化などがある。不要物を処理する側からすれば市指定のゴミ袋やステッカーを使用しなくてもよいから随分と有り難い感じでとなる。
ちなみに回収場所に運んだのはMacパソコン(13年くらい前のもの)、ワープロ2台、プリンター2台、車のホイール(鉄)2個、鉄棒、鉄板など。細かい物はもう忘れてしまっているが購入時点での価格は概算で70万円くらいのものである。そんなことを思いながら色々な物が並べられている回収場を見ていると、「散在型のインスタレーション」に見えてきた。でも写真機をもっていかなかったのであきらめた。

しかし、今日になって撮影しなかったことに気がかりがあり、まだ残っていた鉄ゴミを持って写真を撮りに行ってきた。それぞれのものが雨ざらしに整理整頓され、昨日より種類別に分類が進んでいた。これから再利用を待つもの、更に解体され金属別、とりわけ希少金属として取り出されて行くであろうものなどそのもののこれからに向って居場所を得て、それぞれが存在を主張しているように感じた。10枚掲載する。











これは今日の朝のキジ。少し雪が降っていた。ヒヨドリも来ていた。その後5時頃にホオジロを一羽目撃。飛来する鳥の種類が増えることは楽しい。