Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

松本市美術館(草間弥生)とまつもと市民芸術館(伊東豊雄)

12月5日の松本訪問の続編。松本市美術館(平成14年4月美術館竣工および開館)の前庭にある草間弥生作品「幻花」。大きい作品で高さは10mくらいでしょうか。草間さんは松本市生まれです。十日町市の松代にある作品より大きいです。


自動販売機コーナーも草間さんの水玉仕様。建物に入って受付コーナーに白に赤水玉の巨大なカボチャ作品もありました。3階には1950年代のドローイング、1960年代の絵画、近年の水玉模様様式のオブジェに絵画5つのスペースで草間ワールドが展開されていました。鏡を使用して水玉模様、増殖イメージで無限的空間を体験させる部屋が3つ。鏡の仕掛けはその原理が見え見えで出来上がった草間ワールドと言う感じでインパクトはありませんでした。50年代の天才少女と呼ばれた時代のドローイングは魅せられました。

次はまつもと市民芸術館(平成16年開館)。美術館のすぐ近く歩いて5分程度にあります。高松宮世界芸術賞の伊東豊雄さんの作品。コンペで勝った作品だそうです。

エントランスからの眺め。階段の長さは45m。段の高さは低めでした。

シアターパーク、ベンチ。

周囲の壁に埋め込まれたガラスから自然な外光が。癒しをもたらす巨大で優しい絵画です。

4階のスタジオ。美ヶ原高原に向って開かれています。

トップガーデン。2階の屋根の面に庭が造られて周囲の建物群と調和して開放的空間を創っています。


館内を一回りしてから案内リーフレットに気付きました。もう一度、今度は劇の観客で訪れてみたいです。

外側に水路が引かれています。建物の周囲をぐるりと回って見る必要があります。見る所の沢山ある建築です。次回の楽しみとしておきます。