Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

雪アート2011「雪ソリプロジェクト」動き出す

2/26〜2/27に松代で行なわれる雪アート2011の「雪ソリプロジェクト」が昨日動き出しました。舟見倹二さんと二人で担当します。
今年の構想(案)です。(2008〜2010中里での写真より)

午前10時頃に雪ソリを持っておられるK材木店に伺って雪アートについて説明し、協力を要請。50年くらい前の「雪ソリ」を見せてもらいました。こちらでも昭和30年代の後半に重機が入って来て冬場のソリは使われなくなったとのことで、大小合わせて10基くらいのソリが材木倉庫の梁や中二階の上に眠っていました。大事な道具だったので愛着があり簡単に捨てられなかったのです。使わない雪ソリを約半世紀も保管し続けているということはそれが雪国の魂の一つであることを如実に物語っています。
梁の上にあるので正確な長さは分からなかったですが相当な大きさです。このなかの扱えそうな一番小さいのを今年は使用する事に。大きなのは動かすだけでも数人の力が必要なのがわかります。

別棟の中二階にあった小型そり。

梁に渡してあった中の2mより少し長いくらいのソリを貸してもらえる事になりました。5mくらい上の梁の上に橋渡ししてあるので数日後に下ろしてもらう事になりました。このソリでメインの大ソリを作ることを構想しています。
午後は小ソリに使用するための子供用スキーを買いに総合スポーツ店へ。私は青、舟見さんはピンクのデザインのソリを使用することに。一応男、女向けを意識して1基ずつつくることに。その他に合板や丸棒、塗料等を買ってきました。
舟見さん宅にそれらを届けて、舟見さんのマケットや試作品を見せてもらいました。その内に妙高市でスタジオゼロを主宰している東条麗子さんが今月の「舟見倹二:コレクション展」のために出品作品について相談のために来訪。スタジオゼロでも39アート関連イベントを開催するので、その事や今年一年の計画などについて意見交換をしました。


左側が東条さん。ウーマンパワーでパワフルに活動されています。今年はスタジオゼロの活動についても折に触れて取り上げて行きます。

舟見ギャラリーでの新年おめでとう展示です。舟見さんのやる気が伝わってきました。