Art Site Horikawa-I

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新聞より

1.仏政府「深刻だが、破局ではない」 原発爆発(産経)
2011/03/13 07:15

 東京電力福島第1原発で起こった爆発事故を受けて、フランス政府は12日、エネルギー関連の関係閣僚と原発業界の合同会議を開いた。会議後の記者会見で、ベッソン産業・エネルギー・デジタル経済担当相は福島の事故は破局ではないと表明、国民に冷静な対応を求めた。
原発爆発、大国も衝撃 日本を教訓、米…
福島原発炉心溶融IAEAも重大関
 電力エネルギーの約8割を原発に依存するフランスでは、福島第1原発の事故は極めて高い関心を呼び、テレビは爆発の映像を繰り返し放映。専門家が「(旧ソ連で起きた)チェルノブイリ原発事故)級の大事故か」と生放送で議論を繰り広げた。

 ベッソン担当相は記者会見で「深刻な事故ではあるが、破局ではない。チェルノブイリに匹敵するものではない」と言明。「福島第1原発の事故は、日本を襲った(地震津波の)巨大な悲劇と比べれば、それを超えるものではない」とも述べた。また「フランスの原発地震や洪水などすべてのリスクを想定している」と述べて安全性を強調した。
2.福島第1原発 敷地内2カ所からプルトニウム検出
毎日新聞 4月6日(水)22時39分配信
 経済産業省原子力安全・保安院は6日、東京電力福島第1原発2号機の取水口近くのピット(立て坑)付近で5日午前に採取した海水から、法定限度の28万倍の放射性ヨウ素131を検出したと発表した。3日前に比べて約20分の1に減少した。また、同原発敷地内の計2カ所で3月25日と28日に採取した土壌から、毒性の強い放射性物質プルトニウム238、同239、同240を検出したことも明らかにした。

 保安院によると、海水から検出されたヨウ素131の濃度は、1立方センチ当たり1万1000ベクレル。また、検出されたプルトニウムのうち、プルトニウム238の濃度が土壌1キロ当たり0.26ベクレルで最大だった。過去に繰り返された大気圏での核実験の際、日本に降ったものと同等の

3.首相批判が再燃=小沢氏「人災みたいなもの」−民主
時事通信 4月7日(木)19時45分配信
 東日本大震災を機に沈静化していた菅直人首相への批判が、民主党内で再燃してきた。地震津波東京電力福島第1原発事故の対応の「不手際」に加え、自民党との「大連立」をめぐる動きにも首相への不満が広がっている。10日投開票の統一地方選前半戦の結果次第では、改めて退陣論が強まる可能性がある。
 「思った通り、悪い状況になっている。これは人災みたいなものだ」。小沢一郎元代表は6日夜、都内の私邸で若手議員約10人と懇談し、福島原発放射能漏れ事故をめぐる政府と東電の対応を厳しく批判した。小沢氏は大連立の是非には言及しなかったものの、「菅首相では大連立はできない」と断言した。
 震災直後は首相批判を控えてきた小沢氏系議員だが、首相官邸が平常時の態勢に戻りつつある中、次第に動きを活発化させ始めている。衆院当選1回議員でつくる「北辰会」は7日、衆院議員会館で会合を開いた。約15人が出席し、「そろそろ(倒閣に)動きだすべきだ」との意見も出た。5日には中堅・若手議員の「一新会」の会合もあり、松木謙公前農林水産政務官は記者団に「(首相は)1秒でも早く辞めればいい」と持論を繰り返した。小沢氏系議員の間では、大連立への賛否は分かれているが、首相の「延命」反対では一致。「岡田克也幹事長に調整役をやらせても無理だ」(中堅議員)と突き放す声もある。福島原発事故に関しては「結果責任だ。こうなった以上、首相には辞めてもらわないといけない」(参院議員)と厳しい指摘が出ている。
 一方、首相周辺によると、「首相は怒鳴る回数が減ってきた。何をやっても批判されることが分かって、落ち着いてきている」という。民主党内では、「ぶら下がり」取材に応ぜずに官邸にこもる首相への不満も漏れ、ある参院議員は「こういうときこそリーダーシップを見せないといけないのに」と嘆いている。