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原発関連ニュース(6月30日)

4号機建屋、爆発で壁や屋根散乱 東電が写真公開
asahi.com
原子力発電所
東京電力は30日、爆発、火災を起こした福島第一原子力発電所4号機の原子炉建屋の被害状況の写真を公開した。プールに納まった核燃料の循環冷却システムの復旧のため、作業員6人が29日に原子炉建屋最上階に初めて入り、現場の状況を確かめた。爆発によって吹き飛んだ建屋の壁や屋根のコンクリート片などが散乱していた。
 4号機は、3月15日に核燃料プール付近で爆発、火災が起きた。立ち入り調査の結果、冷却用システム復旧で閉止作業が必要な配管のバルブの上にがれきが積み重なり、復旧作業に支障があることなどがわかった。(坪谷英紀)

大きく破壊された福島第一原子力発電所4号機の原子炉建屋の様子。左側に定期検査中で外してあった黄色の格納容器のふたが見える=29日撮影、東京電力提供

福島第一原発4号機の原子炉と燃料プールを隔てるゲート、爆発でずれて水がプール側へ漏れた可能性がある=29日撮影、東京電力提供

福島第一原発4号機の原子炉上部の様子=29日撮影、東京電力提供

テルル129m」初検出…取水口付近の海水
(2011年6月29日21時27分 読売新聞)
福島原発
 東京電力は29日、福島第一原子力発電所1号機の取水口付近で今月4日朝に採取した海水から、放射性物質テルル129m」を初めて検出したと発表した。


 事故後3か月を過ぎて新しい核種が検出されたため、高濃度汚染水の流出などが疑われるが、東電は「採水の際に、なんらかの原因で混入したのではないか。ほかの放射性物質の検出値に変動はないので、汚染水が漏れるなどの異常事態が起きているとは考えられない」としている。

 また、東電は29日午後、4号機の原子炉建屋最上階(5階)に作業員が入り、使用済み核燃料一時貯蔵プールに循環冷却装置を設置するための準備作業を実施した。原発事故後、1〜4号機の原子炉建屋最上階に作業員が入るのは初めて。5階の線量を測定した結果、短時間の作業ならば問題のない範囲とわかった。


脱原発は争点にならぬ」西岡議長が首相を牽制
MSN産経ニュース 2011.6.30 17:19
 西岡武夫参院議長は30日午後の記者会見で、菅直人首相が28日の民主党両院議員総会原発の是非を争点に衆院解散・総選挙に踏み切る可能性に言及したことについて、「『脱原発』は衆院選の争点にならない。自然エネルギーへの転換という大きなテーマは、どの党も反対しない」と牽(けん)制(せい)した。

 その上で、「いくらこれまで場当たり的な思いつき政策を乱発してきた首相でも、まさか基幹エネルギーと地域の家庭の消費電力の『地産地消』を一緒くたにした議論はしないだろう」と当てこすった。