Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

池水慶一さんより

宇治市在住の池水慶一さんから「東日本大震災復興支援チャリティ展」に向けて激励のカンパをいただきました。心より感謝申し上げます。有り難く頂戴し、チャリティ展を貫徹いたします。
池水さんは1937年生まれ、私らの兄貴分の世代で、1960年代の半ばから作家活動を展開されて来ている方です。大阪で中学校の美術教師をされ、その後京都教育大学の教授となられました。その任期中に上越美術教育連盟の夏期研修に講師として来ていただいたこともあります。またBlue Sky Project展には5回全て出品いただきました。
前述のカンパのお手紙に3.8〜6.5に国立国際美術館で行なわれた「風穴 もう一つのコンセプチャリズム、アジアから」と6.6に行なわれた「THE PLAY /ナカノシマ/現代美術の流れ」に関する資料が同封されていました。
最近のアート状況ではコマーシャリズム,作品主義が優先し「コンセプチャリズム」は存在していないかのように感じていましたので時宜を得た意義ある企画と感じました。
新潟の現状を見るとコンセプチャリズムは全くの低レベルもしくは皆無の状況です。コンセプチャリズムとはどういうものであるか、the PLAYに見られる無償の意味に賭ける行為が答えの一つです。
送られて来た資料を掲載させていただきます。



美術手帖 1970年12月号特集「行為する芸術家たち」にこの1969年の「現代美術の流れ」が掲載されています。その隣のページにあるのが新潟現代美術家集団GUNの「雪のイメージを変えるイベント」です。