Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

前立物のこと

今年のブログの目標はオリジナル性ある記述に努め、全面的なコピペなどをできるだけ少なくすること。
我が家の玄関の飾り(前立物)です。これは2009と2010の中里の雪アート「山ゾリプロジェクト」で使用した大そりの前飾りとして作ったものです。円鏡に翼を付けた一般的なデザインです。中里でのプロジェクトが終わったときに外して持ってきました。本来中里の展示施設に記録として展示することが一番なのですが中里にはそのような施設はありません。一年以上パックしていたのですがとりあえず我が家で飾ることにしました。今年の松代での山ゾリでは松代らしい前立てを作ろうと思います。

以下は中里2010年の写真です。




前立ての意味を調べて色々と面白いものがありました。
「毛虫の前立て」(ネット検索にて)

毛虫の前立ては、後ろへひかない、葉(刃)を食う、という意味が込められている。(政宗と は気心知れた仲であるゆえに衝突もあったらしく、朝鮮の役後、伊達家を出奔し、その 居城角田城が攻められるという事件が起こる。後に帰参し、政宗の子宗実を養子とする 。 ...)

「兜の前立」中の意外性の傑作?には、「黒い毛虫」があります。 伊達成実(有名な独眼流・政宗の伯父さんに当たるかな?)の兜です。。 伊達亘理(ワタリ)藩の祖です。
その「毛虫の前立て」の由来は、なんと「毛虫は後退せず!」でした。
伊達の本家を守り立てて、いつも、頑張ったのが、この「亘理藩」でした。 明治戦争の後、薩長の新政府に苛められた伊達家を守って、明治2年早々から、蝦夷地にやって来たのが、この亘理藩で、現在の、北海道の伊達市の始まりです。