Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

山田初枝作品展

妙高市二俣にある昭徳稲荷宝物殿(いなり記念館)で開催中の織り作家山田初枝さん(長岡在住)の作品展が開催されています。昨日、舟見倹二さんと一緒に見に行ってきました。昭徳稲荷宝物殿へ伺ったのは2年ぶり。全体のテーマは「糸の鼓動」(秋)。壁には織り作品7点ほど。メインの作品は宝物館の展示スペースにあわせた巨大さで、手仕事による相当の準備期間をかけた堂々たるインスタレーションでした。その巨大なインスタレーションは角材を使って直方体の構造物をつくり、そこに糸、織物を巻き付けたコウゾの木などをつり下げています。題は「茜」。文句なく圧倒され、最高水準の美しい作品です。会期は明日の十時五十分まで。連絡先は0255−87−2316または0255−87−2123(星川)まで。


入り口前の巨大な石製の手水鉢の内部に銅製の宝珠がしつらえられています。その緑青が本当に色濃くなっています。

神社拝殿の入り口の案内。

展示室入り口の作品。

メインのインスタレーション「茜」。


神社入り口から鳥居方面を見た眺め。

駐車場にある高橋秀さんの「神話の構造」。


この施設ができて来年で40周年だそうです。その間、春と秋に必ず展覧会がありました。来年の春もこのメインの作品は見ることができるそうです。