Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

奈良井宿への小旅行

色々な目的を考えつつ安曇野山形村朝日村奈良井宿を観光を主に回って浅間温泉で一泊してきました。昨日の小旅行の報告です。
高速で中央道に入り豊科インターを下りて、安曇野市穂高有明在住の春原敏之さんを連絡もなしに訪問してきました。
春原敏之さんは1969年の末からの知人。観念芸術の松沢宥さんの継承者といってよい作家です。その一方で「すのくらふと」という表題のある手紙をもらっていたのでお店を出しておられるものと思い込み、一度は訪ねてみたいと思っていたわけです。その在り処を探すのに少し手間取りましたが北アルプス側の山裾の林の中の別荘地にすてきなログハウス的ハウスがありました。突然の訪問で失礼でしたが、奥さんからお茶を出していただき、松沢さんがお孫さんと一緒に遊びにこられたこと、少し前のグループ展のことなどお聞きしました。クラフトのことは山本鼎の唱えた農民美術の流れに位置づいた仕事であるとのこと。

その後、山形村の大池幸一郎君を訪ねました。待ち合わせた山形小学校の前から見た校庭です。中央のしだれ桜がすごく大きく、満開の時に見てみたいものです。

大池君のお宅にて。今年になって石窯を作り、5回くらいピザを焼いたりしてパーティを開いたとの事。作る時の工夫や苦労話を聞かせてくれました。大きく見事な石窯でした。

屋敷内の柿がたわわに実って青空に映えていました。

紅葉の下に日本ミツバチの住処が。なかに女王蜂が。もう冬眠状態のようです。

大池君宅の庭木を外側から拝見。とても手入れが行き届いています。

大池君の車に乗せてもらい隣の朝日村の「そば処もえぎ野」へ案内してもらい、名物の「とうじそば」で昼食。当主の武田修さんは大池君の高校時代の後輩で、今年前半のNHK朝ドラ「おひさま」そばに関する色々な場面をどうするかについてご意見番、考証的な役割を担われた方です。

入り口に干してあった大根。同じ長さに切って干すという形で新潟と干し方が違います。

そば豆腐。柔らかくてかつ歯ごたえありでした。

ヤマメの塩焼き。抜群の味でした。

かごに入れて煮え立つ鍋に入れて暖めて中の具を装って食べます。とても暖まるそばでした。

その後奈良井宿へ案内してもらいました。奈良井宿についても朝ドラの「おひさま」で取り上げられた事で関心を持った次第。時間もかなり遅くなり、丁寧に見て回る時間がなかったですが美しく整備されていました。ここで地酒の「杉の森」を買ってきました。


宿は浅間温泉みやま荘。夕食時には、大池君の奥さんも合流され4人での楽しい会食でした。その他、だいこん、にんじん、赤かぶ、白菜、長芋に蜂蜜と沢山のお土産までいただき、大池君には大変にお世話になってしまいました。大池君の教員人生の歩みは波瀾万丈。特別支援教育の四賀アイアイを作った話など沢山を聞かせてもらいました。大池君ご夫婦に大感謝です!