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中川幸夫さんの訃報関係

時差ニュースです。

生け花作家・中川幸夫さん死去…「花の命」表現
(2012年4月7日12時34分 読売新聞)
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 独創的な作風で花の命を表現した生け花作家、中川幸夫
なかがわゆきお
さんが3月30日、老衰で死去した。
93歳。葬儀は近親者で済ませた。喪主は弟、昭一さん。

 香川県丸亀市生まれ。1942年から生け花を学び、池坊に入門。戦後、生け花革新を唱えた作庭家・重森三玲に共鳴し、51年に池坊を脱退。56年に上京後は、個展や写真集、他分野の芸術家との共演など多彩な活動を展開した。

 無数の赤い花びらを固め、血のような液を流させた「泉」「花坊主」など、前衛的な作風は現代美術でも高く評価された。2002年には新潟県で、チューリップ20万本分の花びらを空から降らせるイベントを行い、話題を呼んだ。書やガラス作品も手がけた。


訃報:中川幸夫さん93歳=生け花作家
毎日新聞 2012年04月07日 18時32分(最終更新 04月07日 18時39分)

中川幸夫さん=2000年7月撮影

 中川幸夫さん93歳(なかがわ・ゆきお=生け花作家)3月30日、老衰のため死去。葬儀は近親者で済ませた。喪主は弟昭一(しょういち)さん。
 香川県丸亀市生まれ。1942年から生け花を習い始め、伝統的な生け花の世界にとどまることなく、流派を超えた活動を続けた。56年に上京し、音楽家や舞踏家ら他分野の芸術家と共演。花瓶にカーネーションを詰め、花汁をあふれさせた作品「花坊主」など、独創的な作風で花の命を表現した。「華 中川幸夫2件作品集」で78年、ライプチヒ「世界で最も美しい本の国際コンクール」に入賞、99年に織部賞グランプリを受賞した。03年から古里に活動拠点を移した。

生け花作家、中川幸夫さん死去
MSN産経 2012.4.7 17:44

死去した中川幸夫さん(生け花作家)

 前衛的な表現活動で知られる生け花作家、中川幸夫(なかがわ・ゆきお)さんが3月30日朝、老衰のため香川県内の介護施設で死去したことが7日分かった。93歳。葬儀は近親者で行った。喪主は弟、昭一(しょういち)氏。

 池坊に学ぶが30歳を過ぎて脱退、独自の道を歩んだ。チューリップの花びらを大量に空から降らせるイベントや、大量のカーネーションをガラス器に閉じ込めた「花坊主」など、既成の概念にとらわれない作品を次々に発表し、現代美術の分野からも高く評価された。平成11年「織部賞」グランプリ受賞。

 写真家の荒木経惟(のぶよし)さん、舞踏家の大野一雄さんら、他ジャンルの芸術家とも共作を重ねた。

今日の読売新聞です。

2002年5月18日堀川撮影の写真です。




この大野一雄さんの舞踏の写真は前山忠さんの撮影です。