Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

原子力問題

日本原電がウラン売却、原発停止 経営難で
TBS系(JNN) 2月20日(水)23時19分配信
 原子力による発電を専門に手がけている日本原子力発電が、原発の停止に伴う経営悪化を背景に、燃料のウランを一部売却していたことが明らかになりました。

 関係者によりますと、日本原子力発電は4月に支払い期限を迎える金融機関からの借金の返済資金を確保するために、原発の燃料であるウランを一部売却したということです。

 日本原電は大手電力会社が出資していますが、保有する原発3基全てが停止しているほか、敦賀原発2号機の建屋の真下に活断層がある疑いが濃厚になり、廃炉の可能性も出るなど、経営状況が厳しくなっています。

 さらに原発再稼働の道筋も不透明なため、使う予定が立たないウランの売却に踏み切ったものとみられます。ウランは濃縮すると核爆弾の原料になるため、経営難による売却は極めて異例です。

 ただ、東京電力も「売却は選択肢」と明かしており、原発の停止で電力会社の経営が厳しい状況に置かれていることを改めて示した形です。(20日21:32)
最終更新:2月20日(水)23時34分