Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

堀川紀夫個展−9

昨日、展示作業2日目。会場が家から55kmの距離。今回は舟見倹二さんにお手伝いをいただきました。「Dより」の壁面展示の作品を3点紹介します。
Wantedです。D作品のDの写真を入れ替え、またテキスト部分で3カ所入れ替えています。これは以前にも試みたもので今回は2作目です。20年以上前の顔写真の中から「若い頃にはこんな顔もあった」という視点から2点選びました。最初の作品よりは見て楽しい作品となったと自己評価しています。

これは1975年の10月の作品です。今回初めて公開します。勤務していたA中の現像室で佐藤秀治さんと二人で、その同じ10月初めに行ったGUNのイベントツアーの記録を現像する作業をしました。その作業の際に顔を直接ネガにして横顔を写し取りました。その際に制作した3点が現存しています。Dを意識して制作した私自身の正にSelf-Portrait in Profileです。

《 HAT RACK 》 1917よりです。「宙づりにされた<帽子掛け>」です。Dが楽しんだと同じに、その影が土壁にできるように展示を工夫しています。

さて、午後からは前山忠さんが草刈り機を持って来て前庭等周りの雑草を刈る作業をしてくれました。前山さん本当にご苦労様でした。

今日から、あと10点くらい制作する予定です。作品自体は小振りのものが多いですが、作品数は60点以上になります。自画自賛できる個展が出来そうです。