Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

メルシャン美術館へ

軽井沢のメルシャン美術館へ舟見倹二、小林五空さんと3人で行ってきました。軽井沢は新潟までとほぼ同じ距離。秋の好天に恵まれ道中で各地の紅葉を愛でつつ快適なドライブでした。
メルシャン美術館への主な目的は野外展示の「彫刻林間学校〜」〜11月6日というもの。百聞は一見にしかずで行った訳ですが規模の小さな作品ばかりで期待はずれのがっかりでした。館内に植えられているドウダンツツジ、ツタ、白樺、ナナカマドなどの紅葉が青空に映えて、はるかに野外作品を超えて美・言葉をを主張していたように感じました。

ミュージアムショップ

林武史 同じような作品が敷地内6カ所にありました。

藤堂良門 これはびっくり、意外? 私のSky Catcher作品と全く同一の作品です。今日の美術では着想や方法が同じ場合が起こり、まれにこのような事が起こりうるのです。

森一朗 子供向けの作品です。ワインの樽の材料を使った事が場所と結びついています。作り方に特別な新しさは見られません。 

津田亜紀子 人物の形の窪みでした。凹彫刻ですが迫力はありません。

藤原彩人 このような作品が6点ほど。頭に飛行機が描かれているところが時代を刻印しています。

富井大裕 軽薄安価彫刻とでも言うべき作品です。コメントでは高邁な理念を語っていますが実感が伴っているのか?です。今後どう展開していくのか。見守っていきたいと思いました。 

仙田朋子 枝からフラスコがつり下げられています。よく探さないと分からない作品です。

ところで、メルシャン美術館は明日11月6日で取り壊しになるのだそうです。
もう二度と訪れる事のできないこの場所で記念撮影。