Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

精神生理学研究所の回顧展

6月1日。精神生理学研究所の回顧展の初日であるので東京へ出かけた。もちろん、その他にも幾つかの目的をもって出かけるのである。冠婚葬祭以外はそん動機を作って出かけるのである。最近は新幹線等で東京往復に要する時間は短縮されたが交通費で2万はかかり、一泊すれば合計で4万くらいは必要である。田舎で生きて東京と同時的な地平で美術活動を展開していくことは圧倒的に不利なのである。
最初、横浜のBankARTStudio NYKでの「原口典之」展へ。原口さんは同世代を代表する大作家。会場の全館を使った大個展です。「スカイホーク」の新作や代表作の「油のプール」の展開もあり、久しぶりに鑑賞する側としての充実感、感激を覚えた次第。素晴らしい展覧会になっています。

3階の「油のプール」作品を一枚撮影させていただきました。謹んで掲載させていただきます。向こう側に作品の一部である空のドラム缶が写っている。

帰路にて。桜木町駅前、横浜開港150年のイベントの宣伝が盛んで、雰囲気を盛り上げている花のディスプレー。

新橋で下車し、東京画廊で打ち合わせの後、山本社長と一緒に精神生理学研究所の回顧展の始まった銀座3丁目のギャラリー檜へ。精神生理学研究所の中心的な役割を担ったのが稲憲一郎さん。当時の生もの全ての記録を再コピーして一冊にまとめたポートフォリオを手に。





正式には指針生理学研究所のアーカィブスといったほうが良いのではと思います。左側が、当時配布された実物のコピーの集大成で左側が1970年にコンパクトにまとめた作品集の再制作。

右下に私が「ニクソン大統領に石を送った」ことの記録作品。一回目の報告作品のコーナー。

最後は11人程で近くの大衆酒場で飲んでお開きでした。