Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

過去の整理・出発

1972年の2月〜5月頃に制作した「石を針金でぐるぐる巻きにした作品」がある。連合赤軍浅間山荘事件などの一連ので新左翼への心情的共感がまさに幻想であったことが証明され、その虚脱感から「石を送るメールアート作品」の創作軸を失った時点での内向的、閉鎖的な精神回路から作られたものである。10個くらい作った。そのまま床において展示したりンゴ箱に入れて展示した。タイトルは記録、記憶にない。すでに針金は錆びて作品としての体はなくなっている。そもそも針金は錆びて石だけが残るというコンセプトはあった。
今は自分にとっての意味だけがある作品となっている。このような作品はアートではない。少し前にも数個処分(針金をはずし石に返す)したが、仕事始めに二個処分することにした。
自分の死後も意味が残る作品を残していく。その意味で、処分しなければならない作品がまだかなりある。徐々に処分していく。








図式的な行為ではあるが、石は石へともどり、私の語りつくせていない石を針金で巻かねばならなかった呪縛も解き放たれた次第である。

今日の朝、雀たちが待っていた。餌を入れると早速食べに群がってきた。毎日の日課みたいな雀たちとのふれあいである。


午前中に妙高市の飛田にあるかわら亭の「神の湯」につかり、昼は新井道の駅でラーメンを食し、酒の肴を購入。その後、息子の趣味に付き合って柏崎の青海川にある「酒の新茶屋」へ第一酒造の酒を求めてドライブ。店の二階にギャラリーも設置されているユニークな経営。
窓からの荒れた日本海が見ものでした。下に写っている白い建築物が日本一海に近いという「青海川駅」で中越沖地震で壊れ、建て直されたもの。

売っていた中に「鶴亀」の正月バージョンがあった。このラベルデザインは社長と奥さんの作という。鶴亀のことはもう少し詳しく後日紹介したい。

越後「鶴亀」のホームページです。社長の木呂さんと奥さんのグメルスさんは知る人ぞ知る有名アーティストです。(追加)
http://www5d.biglobe.ne.jp/~u-sake/