Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

湯沢から新潟へ

昨日は急な話で、娘と孫との付き合いのために越後湯沢の温泉で一泊しました。ホテルはかの川端康成の雪国で有名な高半ホテル。一度泊まってみたかったホテルです。お湯はくせがなく湯温は快適でガーラ湯沢スキー場が最寄りとあってまた行く事になりそうです。お風呂に入って食事をしてジョンノビをしてきました。川端康成の部屋は特別なギャラリーになっていました。掛けられているアート作品の質は本当に高く、一度は泊まる価値あるホテルと実感しました。

破魔矢の大きなもの。ホテルを建てる際の上棟式(何時の時代かは?)に使用されたものだそうです。

一階のロビーにあった横額。(一晩明けたら外の世界はこの四文字のような湯沢となっていました。ホテル自体が高い位置にあるので温泉に浸りながら雪の風景を存分に楽しむ事ができました。)

美味だったイワナの塩焼き。赤いのは干し大根のワイン漬けというもの。

これは孫へのプレゼント。一緒に釣りをして遊びました。世代を超えて楽しめる良いおもちゃです。

ホテルを出る時の雪。昨晩から降り始め積雪15cmくらいでした。

湯沢の高半ホテルから新潟まで150km車を走らせました。
突然にラーメンで失礼ですが、新潟駅南の東横ラーメンの特製野菜みそです。ここのラーメンは息子が浪人をしていたときに教えてもらったところで、新潟に来たときに時々寄るのです。汁の塩が強いので必要に応じて薄めることのできるスープが付きます。麺は太麺です。特徴あるラーメン店です。

続いて美術教育の研修会に参加。知人、友人、教え子の大久保淳二さんの実践発表をメインに新潟大学の丹治嘉彦先生、10年くらい先輩の高橋秀造さんなどの話を聞いてきました。大久保さんの発表では一昨年に新潟市の中学校美術研究会のリーダーとして推進した「水と土の芸術祭」に関わっての学校の連携、共同による鳥屋野潟周辺で展開された実践発表がとても新鮮でした。今後の実践への確かな指針となるものと受け止めました。世代を超えて美術教育の可能性を語る会でした。が、時間があっという間に過ぎてしまいました。

新潟市政令指定都市だけあって学校数も多く美術の先生方も沢山おられ、自主的な研究会でしたが40名くらい参加の盛況でした。いずれにしても教育現場は現場の現役の美術教師にまかされています。6年前にリタイアした私としては、現場の先生方に思う存分の創意を発揮して頑張ってほしいと思うのみです。このような自発的な研究会をつないで開催してほしいです。次回は若い先生方の実践論を聞いてみたいものと思いました。
最後に皆で記念撮影