Art Site Horikawa-I

書くことを積み上げ、アート生成に向けての発想・構想力を鍛える。

甲イカのスルメづくり

昨日、少し大きめの甲イカが手に入ったので「甲イカの骨」を取り出し、「甲イカのスルメ」の3作目をつくりました。

イカ丈は70cm。大きいです。値札は790円。消費税を入れると829円の材料費でした。

イカの骨の取り出し。白くて流線型、舟や新幹線の車両をイメージさせます。

2週間くらいで良質のスルメができるでことでしょう。

それから、スルメづくりの行為の途中でひらめいて、イカの墨で「イカ墨絵画」を試みてみました。水で薄めたりしたデカルコマニーで数分で色紙サイズを10点くらいできました。この墨の成分は何なのでしょう。次回はもう少し大きな作品にしようと思います。
見た目は普通の墨絵と同じですが、甲イカの墨絵は世界初のものではないかと(笑い)心の底から思った次第です。甲イカの墨絵画の世界初公開なんちゃって!!

追加
セピア色がイカ墨と関係ある事を思い出し、調べてみました。
前述のイカ墨絵に関することはまさに「なんちゃって」のレベルの思い込みでした。イカ墨ははるか昔から顔料に利用されていました。
web(wikipedia)で調べてみました。
イカ墨の色素成分はメラニンユーメラニン)である。
アミノ酸により高い粘性を示す。タコ墨よりアミノ酸の含有率が高いため、粘性が高く、食材としての価値が高い。

顔料[編集]
イカ墨(ときにタコ墨)から作られた黒茶色の顔料をセピアといい、絵の具やインクに使われる。この色をセピア色という。セピアという語は、ラテン語コウイカ (学名 Sepia) に由来する。

 今回のイカ墨についての関心・感心、発見的なごとを「原色」への遡行の一試みと位置づけようと思います。
今回のイカの甲の取り出し作業を写真を撮る都合を考えて、白い紙の上で行ったのがイカ墨の黒を際立たせて絵画的発想につながって行ったと思います。行動・行為のプロセスで気付き、それを認めて生かすこと、最近はこんな感じで色々と発想、創作が進んで行く事が多いです。